『一年中、緑のフェアウェイでゴルフが出来るエバーグリーンコース』

浜岡コースではティフトン419という芝をベースに「オーバーシーディング工法」と言われる特殊な方法で、
年間を通してエバーグリーン、つまり冬期でも緑の芝でプレーできるよう管理しています。


オーバーシーディング工法とは?

ティフトン芝も、冬期になれば高麗芝と同じように休眠状態となり、茶色くなってしまいます。そこで9月下旬から10月上旬にかけて、寒地型芝生であるライグラス(牧草で麦の一種)の種をティフトン芝の上に蒔きます。すると、寒い季節に茶色くなったティフトン芝に替わって、秋から春を生育適期とするライグラスが育成を始めます。そのため冬期でも緑のターフを保つことが出来るのです。

 この間、ベースのティフトン芝は休眠しているだけなので、春になると再び発芽し、今度はライグラスに替わってティフトン芝が成長を始めます。つまり暖かい時期にはティフトン芝が、寒い時期にはライグラスが緑の葉をつけているためエバーグリーンが可能となるのです。

 このように、ティフトン芝などの暖地型芝生の上に、ライグラスをはじめとする寒地型芝生の種を蒔き、冬期間も緑のターフを造る方法を「オーバーシーディング工法」といいます。